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花粉症どうします?

今年は花粉が凄いようですね。
笹塚自然療法室、ホメオパスの佐藤友子です。

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この季節になりますと

『花粉症をどうにかして下さい!』


と突然連絡がくることがしばしば。


できるだけお力になれればと、

アーセニカム、チャイナ、サバディラ、アリュームシーパー、ユーフラジアなど


花粉症の助けになりそうなレメディをお伝えいたしますが
ごめんなさい。

いかんせん症状が出てからでは限界があります。



運よく緩和することもありますが、
今年はあまり期待しないで下さい。

それより今から来年に向けて始めましょう!

症状のない夏秋からデトックスをしましょう
といつもお勧めするのですが、
症状のないときには腰が重いのが人の常。
本当にひどくなるまでそれが続くのかもしれません。


そう考えると例年より花粉症が辛い今年はチャンスです!
確かに花粉症のレメディは症状を緩和してくれるかもしれません。
でもそれでは根本的な治癒にはならないのです。

花粉症は慢性のアレルギーなので、
マヤズム治療、根本体質治療も必要となってきます。


そしてまた自然療法をやる上では

症状の捉え方を変えることが大切です。


花粉症は毒でもない花粉に対して必要以上に身体が反応している状態です。

なぜそうした過度の炎症を起こすのでしょうか?

炎症は血液をきれいに保つための、
賢い身体の反応です。

体内にあまりに異物が増えすぎて、
マクロファージを呼ぶために、
ヒスタミンを出し続けているのです。

その結果、目の痒み、鼻水、喉が腫れたりなどの症状が出てきます。


身体にゴミが溢れかえっている原因はいろいろあります。


ゴミになるようなものを過度にとっていなくても、
今の世の中空気を吸って水を飲んでいるだけで、
いろいろなものが入ってきます。

敏感さや許容量は人によって違います。
大切なのは循環を促し代謝を高めること。

いらないものが入ってきたら、
速やかに出すことのできる身体を作ること。
症状を嫌がらない。

『花粉症の人は癌になりにくい』
なんていう記事も目にしますが、
それは花粉症の症状を止めずに出している人のことではないでしょうか。

そう考えると花粉症も身体の賢い反応ですよね。
出ている症状を止めてしまえば、
せっかくの大掃除の機会を逸することになります。

抑えればさらに症状は激しくなり、
そのうち弱って症状も出せなくなる。
それが抑圧が続いた結果の癌状態です。


周期的に起こる症状は遺伝マヤズムと関係があります。
アレルギーはマヤズムが立ちあがった状態です。

セルフケアは急性病には役立ちますが、
慢性病においては一時的な緩和にすぎません。
もちろんあまりに症状が激しいときにはそれも必要なのですが。
それだけだと後で残念なことになるかもしれません。

他のアレルギーも同様です。


食事や環境、睡眠、運動などの
日常生活を見直すことも大切です。

厳しすぎる必要はありません。
ストレスにならない程度で。
こだわり過ぎは禁物です。
でも体調がよくなれば、
それも楽しくなるのではないでしょうか。


アレルギーでは腸内細菌が大切。
血液をきれいにしてくれるのが腸です。
放射能汚染に対してもよく言われていますが、
微生物が生きている発酵食品は腸内性菌を元気にしてくれます。


そしてセルフケアとともに
健康相談会でのマヤズム治療をお勧めします。

花粉症を含め、
慢性病は抑圧を続けると
免疫が下がりどんどん根の深い病気に育って行きます。

セルフケアで緩和はできますが、
慢性病には総合的なアプローチが必要となります。

世の中には様々な療法があります。
其々のご縁と相性次第で
ホメオパシーでなくても、
なんでもいいと思います。


ただ宇宙の法則を応用した療法については、

『原因を正すしかない』


ということに変わりはないと思います。


即効性を求めるなら、
時にはお薬という選択肢もあるでしょう。

ただ、病気を作るのは自分であり、
私たちもできるだけの応援はいたしますが、
病気を治せるのは自分でしかありません。

受験勉強でも一夜漬けでは合格できないのと同じです。
家庭教師が代わりに受けてあげることもできません。
結果を出すためには、
その人の能力や環境、運などもありますが、
やはりある程度の積み重ねが必要なのではないでしょうか。


症状がおつらい時は、
身体を緩めて循環を高めてくれるクラニオも助けになります。

頑張って排泄にいそしんでいる自分の身体を
どうかいたわって応援してあげて下さい。






by sato425 | 2015-03-16 09:13 | ホメオパシー
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