特別なことではない。誰もが秘めた力。

実は学生時代から沖縄のエイサーを踊っていました。
踊る自然療法家、佐藤友子です。


数年前に見た沖縄諸島のドキュメンタリー映画祭で気になったのが、
宮古島の神歌と、奄美の歌でした。

先日『スケッチ・オブ・ミャーク』という宮古島の歌のドキュメンタリー映画を見ました。

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宮古島では女性が神事を司ります。
だいたい50-57歳位の女性は、
島外に出たひとの多くも帰ってきて、
一年を通して行われる沢山の神事に関わるようです。

特殊な能力を持つものは、ユタになり、
他の女たちはある年齢になると、
みんな神事に関わるようになるのかと思っていました。

重要な役職も、夫の名前を書いて丸めた紙を、
盆のようなものの上で振って、落ちた人がやる、
とのことなので、単なるくじ引きのようなものかと思いました。


しかしそれは単なる形式にすぎないようでした。

というのも一見くじ引きで選ばれたかのようでも、
実際くじで選ばれた女性たちの証言によると、
その数日前から、自分が選ばれることを、
何かしらのお告げによって、

夢であったり、神様から聞いていたりなどで、

知っていたとのことでした。


すべては偶然ではないのです。



映画祭のあと、しばらく、
「ユーンテル」(豊かにして下さい?)という歌声と、
ものを頂くような手の動きが頭の中で繰り返し響いていました。


ものを頂くような手の動きは、中央アジアのムスリムの人達が、
モスクや、聖者廟、墓地を通る際にする所作と
よく似ているように見えます。



かつて神女をしていたおばあは、
夜7時から明け方3時まで御嶽で歌い続け、
その歌声が風に乗って、他の村まで聴こえたものだと。


今は歌を教えたくても、教える機会がない。
昔はミヤークヅツなど祭りの前になると、
若者は外に集まり、そのとき歌を教えていたが、
今はそれがなくなってしまったと。


この神歌は、上手いとか下手とか、
声がいい悪いとか、そういうことではないのです。


この歌声に無性に魅かれるのは、
『味』というか、『思い』のせいなのでしょうか。

昨今のスピリチャルな現象とか、心霊現象とか、
そういう次元とは異なって、
彼女たちの多くが、ごく自然に『神』の存在に様々な形で触れて、


神様が一緒に歌ってくれたとか、

神様が馬の姿で豊作を告げてくれたとか、

夢でお告げを頂いたとか、


それは特別な奇異な現象ではなく、
誰もがそれを日常のこととして
素直に受け入れているようすです。


一昔前のひとたちは、おそらくそうやって
ごく当たり前に神様と交流していたのでしょう。


お産も、生まれるぎりぎりまで畑仕事をしていて、
畑の中などで1人で産んでいたと。
へその緒も自分で包丁で切って結んでいたそうな。

それでのたくさん子供を産み育てていたわけで、
人間は本来それぐらい、自然の中で、
神と自分自身の力によって生きる能力があったのです



本当は、私たちはそれくらいの能力を秘めた存在なのです。

自分の生きる力や自己治癒力を、もっと信じてみませんか?


笹塚自然療法室
京王線/都営新宿線 笹塚駅 徒歩3分
◆お問合せ
 電話    050-3690-4520
 e-mail   soudankai@gmail.com
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by sato425 | 2012-10-19 02:18 | 本/映画/映像
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