粗食と過食

すっかり冷え込んできましたね。

おかげ様でだいぶ冷え症が改善されました。
笹塚で自然療法をしております佐藤友子です。


小児科医を続けて50年以上になる真弓定夫先生の勉強会に行ってきました。
簡単にまとめてシェアします。


昨今の人々は、決まった時間だからと、
おなかが空いてなくても食べ、
おなかいっぱいでも食べ続け、
自然の欲求を無視してストレスで食べたりします。

『癌』という字は、三つの口で山ほど食べていると病になると書きますが、漢字ってすごいですね。


人間は、赤ちゃんのときが一番能力が高くて、
ちゃんとそのことを知っています。
だから赤ちゃんは過食をしません。

赤ちゃんが生まれてきて最初にすることはなんでしょう?
おぎゃーと大きな産声をあげますよね?

なぜこんな風に泣くのか?
肺のものを全部出して、それから呼吸を始めるのです。

『出してから入れる』

つまり大切なのは呼気。
赤ちゃんは、まず胎便を出してから母乳を吸います。

『食べる』ことより『出す』ということが重要なのです。


しかし今は『入れる』ばかり。
食事も薬も、『入れる』ほうが儲かるから。

しかしながら『暖衣飽食』は『病』のもと。

長寿遺伝子は、空腹じゃないと出てきません。

先生は、発熱、下痢、嘔吐、発疹、鼻水、くしゃみなど
『出す』ものは、体が病気を治すために起きている
ので病院に来る必要はないと指導していらっしゃるとか。

低体温や便秘、鼻詰まりなど、
『出せない』ことが問題だと。


『便秘は万病のもと』ですが、
過食や低体温などは便秘の大きな原因のひとつです。



そして、食べる『量』の問題だけではありません。

食材は人から遠いものほどよい。

近いのは『獣』や『鳥』で、人間より体温が高いので、
食べるとその脂肪が溶けずに
皮下脂肪や内臓脂肪、血管へと溜まっていき、
メタボ、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こします。

動物性食品と植物性食品の割合は1:7程度がよいとのこと。
動物性蛋白も、人間より体温の低い魚などが理想。


真弓先生といえば『牛乳はモー毒?』で有名ですが、
牛乳は子牛の飲み物であって、人間が飲むのは不自然。
牛乳は『牛の血液』なのだと。
断乳してから、また乳を飲む生き物は他にはいません。

今の乳牛は牛乳の安定供給のために、
ホルモン剤や抗生物質などを大量に入れられています。
また、防腐剤などもてんこもりで、白い水でしかない。

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トランス脂肪酸も血管や細胞をボロボロにする成人病の大きな原因です。
マーガリンは禁止の国もあるというのに、日本は規制がありません。
今年、内閣府になぜ禁止にしないのかと聞いた方の話しだと、
『日本は欧米と食文化が違ってトランス脂肪酸を使わない食文化だから規制しなくていい』
との返答だったとか。
とほほ。


遺伝子操作された食品によって、奇形がものすごく増えているそうです。
放射能も心配ですが、農薬や添加物もそれ以上に心配ですよね。

そうした中で心がけたいのが、

①できるだけ住んでいる土地に近いもの(歩いて行けるところのもの)を食べる

②旬のものを食べる

③生き物=『芽の出る植物、子供を産める魚、腐るもの』を食べる 


ということ。

草や木からできるものを日々楽しんで食する、それが『薬』。



私の場合は、三鷹市は農家が多いので、
よく地元の卵や野菜を売っています。
最近はロッカーが多いですが、
農家の方が作ったものを直接売っているところもあり、
話しをしながら旬の野菜を買わせていただくのも楽しみです。

だいたい1日2食で朝はあまり食べません。
私の場合は単に、夕食が遅いせいかもしれませんが、
あまり朝は食欲がないだけです。

癌患者に食養生の指導している方は、
1日の中に半断食の状態があるのがよいとおっしゃっていました。
なるほど。

なかなか守れないのが、寝る2時間以上前に夕食をとることかなあ。

あまり厳しく考えるとかえってストレスになるので、
できることからやってみてはいかがでしょうか?

どんなものでも『栄養』や『安全性』ばかり考えて食べる以上に、
『楽しく、美味しく頂く』ことが大切な気がします。


笹塚自然療法室 コラム 食事 もどうぞ。
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by sato425 | 2012-10-21 23:32 | 食べ物/農
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