家の中で大事にしている場所はどこ?

ある講座で、『家の中で自分が大事にしている場所はどこ?』というお題が出ました。

そのとき私は『窓のある寝室』、そこからどんな風景が見えるかが重要だと答えました。

住環境が心身に与える影響は大きいなあと常日頃考えております。
笹塚で自然療法している佐藤友子です。

私が住まいで大切にしているのは、家の造り云々の他に『窓からの景色』があります。
しかしながら、こればかりはどうしようもないところもあります。
隣の土地は人さまのもので、何が建つか、どう変わっていくかは決めようがない。
とはいえ、私にとっては大切な要素なのです。

今の部屋の窓の前には、椿と金木犀、桑の木が見えます。
以前はキューイの畑もあったのに、残念ながらアパートになってしまいました。

ポースティーラ(ホメオパシーのレメディ)のように外気が好きなタイプなので、冬でも窓を開け放すことがままあります。
冷え症で寒がりのくせにね。

でも太陽の力はすごい。
暖房つけても寒いのに、おひさまの光を浴びていると、本当に暖かさが体の奥まで染みわたります。
暖房は表面的な暖かさにすぎないので、すぐ冷めてしまいます。
洗濯ものを日光で乾かす意味はここにあるのでしょう。

窓辺で昼ご飯を食べていると、椿の枝にめじろが飛んできました。
どうやらめじろもランチタイム。
椿の蜜を吸っています。
姿が隠れても、羽音と枝のざわつきで、どこかに気配が感じられます。


ヒヨドリは金木犀の木がお気に入り。
巣があるのかもしれない。
まだ産毛の残るモコモコした佇まい。
時々羽を思い切り大きく広げてみる。
不器用そうであどけない若鳥。
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昔、壊れそうにふんわりした雛を手にしたときのぬくもりに感動したことを思い出します。


こっちこないかな~とも思いますが、あいにく聖フランチェスコのようにはいきません。
人に慣れると猫にやられる。
昔育てたヒヨドリは、それでやられてしまいました。
あのフカフカに触れてみたいけれど、これくらいの距離がちょうどいいのです。


いままで何度か写真を撮ろうとトライしましたが、
いつも携帯を探している隙に、どこへやら姿を消してしまっていました。

今日はちゃんと、『写真撮らせてね~』とお願いしてみる。
赤ちゃんにクラニオ・セイクラル・セラピーのお手当するときに、『触らせてね~』とお願いするのと一緒。
そうしたら、長いこと、同じ枝に止まって待っていてくれる。

『もう少し近くで撮らせてね。』
と恐る恐る近づいても飛んでいかない。
やっぱりちゃんと許可をとったほうがいいらしい。


ときどき植物や動物、胎児や赤ちゃんと対話する人がいます。
生命誕生の研究をしている科学者の川田先生は、
『まず洗濯ものに話しかけてごらんなさい』とおっしゃいます。

鳥なら洗濯ものより生き物だから簡単かな?
『この子は何を考えているのだろう?』
と考えてみますが、たぶん何にも考えていないのかも。
感じているだけなんじゃなかろうか、
とふと思う。

風や、光や、音や、気配を、ただ感じているだけ。
あれこれ考えて悩むのは人間と、人間化してしまったペットや家畜か。

そう思い、風を、光を、音を、大気を、一緒に感じてみる。
『考えない』ことって大切かもしれない。
ぴーちゃんありがとう。


窓は、私と自然の営みをつなぐもの。
今の住宅事情を考えると、テレビがその代わりとなっていると言えるのかもしれません。
でも窓は、音と映像だけでなく、新鮮な外気と、太陽の暖かさ、鳥の気配も伝えてくれる。
こうした窓のある暮らしって豊かだよなという気がします。

そんなわけで、住まいって大切だなあと思う次第です。

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by sato425 | 2013-02-13 09:00 | 環境/暮らし
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