悲しみには悲しみを


2013年6月23日 満月 曇りときどき雨。
沖縄慰霊の日。

学生の頃から中野で、
細く長くエイサーという沖縄の踊りを続けてきました。
自然療法家の佐藤友子です。

この晩、高円寺でエイサーつながりの仲間たちによる

『かなしいうたがききたいぜ』

というライブが行われました。

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10年前くらいでしたか、沖縄出身でエイサーの先輩のTさんが、
同郷で高校時代からの友人のUさんに

『エイサーみたいなはなやかしーだけじゃなくて
かなしいうた大事じゃないかな』

そんな話をして生まれたイベントでした。

しかしそのまま時は過ぎ、
企画の実現ならずしてUさんは病気で逝ってしまいました。
そして翌年、もう一人親友のKさんも突然事故で逝ってしまったのです。
その翌月、震災が起こりました。

Tさんは悲しみにくれ、心臓を病みました。
病気で酒を控えるようになりましたが、
またときどきに悪い癖が顔を出し、
病にもかかわらず、なかなか酒から離れられず。

そんななか、ようやくこのイベントを実現するにいたりました。

亡くなったUさんとKさんの息子たちも参加して、
縁のある仲間たちから出演者をつのり、
1組1曲で総勢40人以上が出演する
4時間以上のイベントとなりました。


僕たちは
かなしみから離れられない
かなしみと一緒に生きていかなくちゃならないね
だから歌ったりするんだ
涙流したら元気になれるだろ
それが
生きているってことじゃない?

唄う 詠む 聴く 踊る 祈る
一緒にかなしんで楽しもうか!


(Tさんが寄せたメッセージ)

23組の出演者による、さまざまな悲しみのうたがくりひろげられました。


悲しみには悲しみが必要なのです。
悲しんで涙を流し、
その後に笑顔がやってくる。
元気になれる。



これは同種の療法です。
ホメオパシーでは悲しみには、

イグネシアIgnatia(イグナチア豆)
ネイチュミュアNat-m.(岩塩)
シクラメンCyclamen


などの悲しみのレメディをとることで、
悲しみを解放してゆきます。


同様に、悲しみのうたは悲しみを癒してくれます。

仲間を亡くした悲しみ、
家族を失った悲しみ、
沖縄の悲しみ、
震災、原発事故の悲しみ、

生きているから、いろんな悲しみもある。
そんなとき、涙を流し、とことん悲しむことは大切です。
悲しみの中で新しい仲間と出会い、
そして私たちは、その悲しみを乗り越える力を持っているのです。

仲間の力で、うたの力で、レメディの力で、
多くの悲しみが少しずつ癒えていくのでしょう。
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by sato425 | 2013-06-25 09:00 | 思うところ
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